■「羽毛」布団と「羽根」布団について
広告などを見ると、同じもののように思えるこの「羽根(はね)」と「羽毛(うもう)」。ちょっと紛らわしいですが、実は商品のランクとしてはまったく別のものなのだそうです。
どちらも布団の中身に水鳥の毛を使用していまが、違いのポイントは、鳥のどの部分の毛をどれだけ多く使っているかということのようで・・
羽根布団は、水鳥の羽、フェザーの部分を50%以上使った布団。フェザーといのは、赤い羽根募金で使われている芯のある羽根を連想していただければよいでしょう。ただし、布団で使われているものは、赤い羽根までは大きくない、スモールフェザーを主に使っています。
羽毛布団とは、水鳥の顔の下、胸からお腹にかけて生えている芯のない、タンポポの綿毛のようなダウン(羽毛)を50%以上使った布団のこと。50%に満たないものは羽根布団に分類されます。
■何の羽根を使っているか・・水鳥の種類について
では、布団の中身の羽毛と羽根・・・どのような水鳥の羽を使っているのか・・これについても調べてみました。
一般には、羽根布団、羽毛布団にはグース(がちょう)又は、ダック(かも)の羽根が使われますが、グースのほうが高品質といわれています。
その理由は、グース(がちょう)の方が体が大きく、より大きな羽根が採れるからだそう・・。
特に、羽毛(ダウン)は大きいほど取り込める空気が多く、断熱効果、保温効果が大きくなりますが、この良質のダウンを使用して1枚の羽毛布団を作るには、100羽以上の水鳥が必要になるとのことです。このため、羽毛布団の価格は、羽毛の希少性で決まるとのこと。
最高級品といわれているのは、アイスランドやグリーンランドの、北方の寒い地方に生息する鴨であるアイダーダック!(グースではない?)この鳥が巣に使う羽毛が、性質が良く希少価値が非常に高いのだそうです。私は見たことがありませんが・・ないと思います・・グースより羽毛が大きいのでしょうかね?
■貴方はどちらを選びますか?
でも、高品質の羽毛布団が、必ずしも良い布団でもなさそうです。品質が良すぎると、布団が空気を吸ってブカブカになり、寝ているときに暑すぎて寝られない場合もあるとのこと。
このように見ていくと、羽根布団の寝心地は、羽毛布団に比べれば、いまひとつの感がありますが、手頃な値段で入手でき、軽くて、保温効果も期待できる羽根布団も捨てたもんじゃあないでしょうか?特に子供に手がかかる年代のご家族には、経済性、収納性が良く、気軽に使える点で羽根布団に軍配をあげてもよいのでは?・・・
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